歯周病は歯を失う原因のナンバーワンです！

歯周病の原因は歯垢

歯の表面にはネバネバした膜状の物質「歯垢（プラーク）」が毎日でき、歯と歯肉の間に溜まっていきます。
歯垢1mgには約1億個の細菌が含まれています。歯垢が唾液中のカルシウムと結びつき固化すると歯石になります。
体の抵抗力が衰え細菌の活動が抵抗力を上回ると、歯肉は炎症を起こします。

●歯周病の発症

歯肉の炎症をそのままにして手入れを怠っていると、炎症は悪化し、「歯周ポケット」が深くなっていきます。歯垢はこの中にますます溜まり、周囲の組織に炎症を広げて歯周病が始まり、悪化の悪循環を繰り返します。

成人の歯の喪失原因

日本人の歯肉の状態は、全体では71%、40歳～69歳では85％に何らかのトラブルが認められます。（平成17年度歯科疾患実態調査より）
歯周病は進行すると、歯を支えている歯槽骨が溶け出し、時には支えを失った歯が、抜け落ちてしまいます。
成人が歯を失う原因のナンバーワンは歯周病なのです。